当院について
ご自宅で安心して療養できるよう24時間365日駆けつけられる体制を整え、地域の医療資源との連携や医療安全にも力を入れています。
クリニック理念
患者様を孤独から救います。
梅本ホームクリニックは、特に「訪問診療」を強みとする、町のお医者さんです。
私自身、医学生時代に若年性認知症を発症した母を持つ「家族」の1人です。
最愛の母のために官僚の立場を捨てて介護離職を選択した父への尊敬と、
一方ではキャリアを諦めさせてしまった悔しさの葛藤の中、
医療・介護についてたくさんのことを考えてきました。
そこで感じた様々な社会課題を、
少しでも地域のために役立たてたいという想いで2021年に創業しました。
在宅での療養生活は、決して簡単なものではありません。
しかし、それでもご自宅で過ごしたいと選択された患者様が
孤独になることのないよう寄り添い、一緒に悩みながら、
自分にとっては母のような「最愛の人」として大切にしたいという想いで、
日々の診療に当たっています。
院長の想い
なぜ在宅医療なのか、なぜ専門医によるチーム医療が必要なのか。その背景には、院長の深い想いがあります。
患者様を最愛の人のように
大切にします。
患者様を孤独から救います。
私が大学3年生のころ、母が若年性の認知症を発症しました。医学生だったので医療は身近でしたが、おそらく1、2年くらい発見が遅れたと振り返ります。若年性の認知症は進行が早いので、わかったときにはかなり進行した状態でした。
その後、官僚だった父は介護離職を決めました。立場ある父が最愛の人のために仕事を辞めたことは、一人の人間・家族として見習うべきである、という認識はありながらも、職能人としての父を強く尊敬していた私にとっては同時にショックであったことも否めませんでした。このような出来事があったことから、大きな問題意識を持つようになりました。
医療の数ある領域の中でも、在宅診療ならより近くで母のような認知症の患者様に寄り添え、介護している父のような人も含めて地域の皆様の生活全体をお支えすることもできます。
このような経緯から、現在の道を志すようになりました。
どんな疾患でも、
断らない覚悟
私自身、母と父の経験から認知症に対するこだわりがありましたので、開院時はここがひとつの出発点でした。
認知症は診療科目で分類すると「神経内科」と「精神科」に分類されるため、私自身も精神科領域で経験を積み、開院当初から精神科の先生方に常勤で在籍していただくなど力を入れてきました。
しかし、経験を積んでいくうちに、在宅医療は治療が目的である病院とは異なり、「患者様の生活の上に存在している」と感じることが増え、診療できる疾患を絞ることが患者様の生活においては不利益になる、と思わされる機会に多く立ち会いました。
患者様にとって不利益になる理由は、訪問診療は一人の患者様にひとつの訪問医療機関、というのが原則だからです。
通院困難な患者様も、当たり前ですが複数の診療科でトラブルを抱えることはあります。社会的にも孤独になりやすい環境だからこそ、心を病まれることだってあります。
そんなときに、「内科疾患しか、精神疾患しか診られません」というのは違うと思うんです。
診療を提供する我々自身が、患者様の心も身体も診られる体制をしっかり作らなければ、“本当の意味“で患者様の生活をお支えすることはできないと、現在は考えるようになりました。このような経緯から、精神疾患と内科疾患、その他多くの診療科の疾患を診察できることに力を入れ、これが当院の強みになっています。
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あらゆる疾患・
健康レベルに
対応できるようになった2025年1月現在で計20名の医師が在籍し、整形疾患、リハビリテーション科の疾患、泌尿器疾患、消化器疾患、神経疾患、循環器疾患、リウマチ、眼科疾患、耳鼻疾患、皮膚疾患を診ることができます。
診療できる疾患を増やしたことで、今まで診られなかったパーキンソン病、白内障・緑内障、変形性膝関節症膠原病や、ブロック注射脊柱管狭窄症など、精神疾患と内科疾患以外も幅広くフォローできるようになりました。
また、診療できる疾患の幅が増えたことで、実施できる検査項目も増えました。在宅では一般的な採血や心電図だけでなく、レントゲンやエコー等の医療機器を伴う検査ができる体制も整え、患者様の利益につながっています。
最近ではガン末期の患者様のご依頼を多くいただき、一方では児童精神領域における小児の患者様や、難病等で若年ながら在宅療養されている方など、疾患の幅だけでなくあらゆる年齢・健康レベルの患者様にも対応できるようになりました。
その人の人生に、
最後まで寄り添う医療
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疾患だけでなく、
今後は「地域連携」や
「医療安全」にも
力を入れたい医療機関として、さまざまな疾患や健康レベルを診療することだけでなく、最近は“連携の質“にも力を入れています。大学病院や総合病院へ早期におつなぎできるよう医療連携室を開設したり、地域のケアマネジャーと密に関われるような体制づくりをしています。
医療連携室には、看護師や保健師、精神保健福祉士・社会福祉士をはじめとする国家資格を持った相談員が複数名在籍し、今後も増員していく予定です。
連絡をいただければ、その日のうちに入院を調整し、在宅では対応できない状態にある重篤な患者様を、少しでも早く適切な入院治療におつなぎします。私たちが丁寧に素早く連携を行うことで、1日でも早く良くなってまた在宅に戻ってきていただきたいと考えています。
また、クリニックの規模が拡大してきたことで、私たち自身の“医療の質”を見直すことも重要な責任・課題と考えています。医療連携室と同時に医療安全部も立ち上げました。
医療安全部では、インシデント・アクシデントの検証だけではなく、内部のオペレーションの段階から院内の課題を見直し、医療事故やクレームにつながる可能性を未然に防げるよう日々取り組んでいます。 -
自分たちの満足よりも
患者様の満足を第一にどうしたらご要望に沿えるのか、どのように地域のケアマネジャーや訪問看護などの他職種が連携して患者様を支えるのか。そして、自分たちの満足よりも患者様の満足を第一に考えて、どうやったら笑顔になってくれるか、喜んでくれるか、想像を上回る支援への驚きを持っていただけるか、というのを常に考えています。
ご家族様に感謝していただいた例を挙げますと、ガンの患者様が救急搬送されるときに、救急車で一緒に病院まで付き添ったことがありました。いつも介護されている奥様がかなり不安そうだったからですが、喜んでいただけました。
病院受診ができない一人暮らしの方を当院にて通院介助したり、以前は私がおむつを交換することもよくありました。
最愛の人と接するように、本当のご家族のような立場になれればな、と思っています。
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最期までご本人とご家族を
サポートするという覚悟患者様には最期の瞬間までご自宅で過ごしていただきたいと思っています。究極的には、あらゆる疾患の患者様が、体調を崩されてから最期までご自宅で過ごす上で、医療的にひとつの不自由もなく完全にサポートしきる、ということが私たちの目標です。
当然、お看取りやその後のご支援までが私たちの仕事と考えています。
在宅で最期まで療養するということはそう簡単なことではありません。私たちは簡単に「在宅療養をおすすめします」とは言いません。ご本人だけでなく、ご家族様にも覚悟を持っていただく必要がありますし、私たちにも同等以上の覚悟が必要です。
当院は、緊急往診やお看取りの実績などの基準を満たした機能強化型在宅療養支援診療所でもあります。これは、在宅で最期までしっかり見ていく、という覚悟の証明とも考えています。 -
AIなどの、次世代の
テクノロジーの活用も今後の人口バランスを考慮すれば、これからは私たち医療者側の比率が圧倒的に少なくなっていくことは容易に予測できます。そのような状況で今以上に患者様を支えていくには、やはり今までと同じやり方では不可能です。
これまでの常識を越えて、すなわちAIなどの新しいテクノロジーの力を活用しながら新しい医療を創っていく必要があると考えています。
すでに書類作成やプロジェクト管理ではAIを活用しており、順次これを診療にも拡充していく試みを検討しています。まだまだ模索段階ではありますが、患者様をお支えするためにあらゆる手段にアンテナを張ることも私の使命と考えています。
想いを貫き、
進化を続ける
なぜ在宅医療なのか、なぜ専門医によるチーム医療が必要なのか。
その背景には、院長の深い想いがあります。
創業時の思いを大事にしたい
より多くの患者様に、最愛の人に提供するような医療を届けたいと考えています。最愛の患者様のためにどう自分たちが変われるか、ということを常に考えています。職員には「自らが変わり、医療を変える」を合言葉に教育しています。
これまでお話してきた医療連携室・医療安全部の立ち上げや、医師の増員、レントゲン・エコー等の医療機器の拡充、AIなどのテクノロジーへのチャレンジは、それ自体が目的ではなく、すべて「患者様を支えたい、喜んでいただきたい」との思いでやっています。
いちばん大事にしたいのは、目の前の患者様を最愛の人のように大切にし、愛し支えて喜んでいただく。そして、家族のような存在として、最期まで孤独にすることなくご自宅で過ごせるように全力で支援する。
それが創業時から一貫して変わらない、私の想いです。
今後も同じ想いを持った地域の方々と一緒に仕事をできれば嬉しいですし、そんな仲間を増やしていきたいと考えています。最愛の人である患者様とご家族様のために、これからも私たちができる最大限の貢献をしていきます。
医療と介護をワンストップで提供
なぜ在宅医療なのか、なぜ専門医によるチーム医療が必要なのか。
その背景には、院長の深い想いがあります。
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24時間365日、
「早く駆けつける」を
大事にしている 緊急体制と複数診療科について私たちは“早く駆けつける”ことを大事にしています。多くの医師を保有しているため、
電話をいただいてから30分以内に駆けつけて往診することが目標です。
また、複数の医師がいる強みを活かして、例えば内科疾患の患者様を診るときには、整形外科や感覚器領域など複数の医師の目を入れることも意識しています。今後は歯科疾患なども取り入れたいと考えています。
Fast Healthcare Groupの一員です
ファストヘルスケアグループは、ワンストップ医療を実現するために地域の医療機関が一つの病院のようにシームレスに連携し、心と体のトータルサポートを行う体制を整備しています。
患者様が複数の医療機関を転々とする手間を省き、包括的で一貫性のある医療を受けられるようにすることを目的としています。
お問い合わせ
ぜひお気軽にお問い合わせください。